2021年1月16日のWSレポート

食べ物は偉大だ! の巻      

COVID-19、新型コロナウィルスの勢いはまだまだ納まりませんが、2021年が始まりました。


この日、新年第1回目のWSには、実体では久しぶりの玉ちゃんが、そして、オンラインでは、わっきーが参加。

そして、この日は、オンラインや動画撮影・配信にを助けてくれる大変心強い助っ人が来てくれました。

お助け人のざっきーさん、IT分野だけじゃなく、WSにも参加してくれて、盛り上がりました。(ありがとう!)


5.6メートル離れたところからカメラに向かって近づき、画面越しに握手するワークでは、大きなスクリーンの半分半分で、わっきーと大山崎会場が映し出され、めいめいが速度や歩き方それぞれで近づき、二つの画面の境い目でお互いの手が合わさリ、ハンドシェイクーー

大きさも形も違う2つの手のひらと10本の指が、バサバサ羽ばたくように動いたり、色々な形に握り込んだり、人の手というのは同じだけど、背中合わせで2本の手が生えているようみたい。

自分がそれをやっている時、特にカメラに到達するまでは、PCの画面とカメラに集中していて、それは、まさに、PC画面での、近づいてきて大きくなってくるわっきーと対面ワークをやっている感じなのだが、画面上の境いめで2つの手が貼り合わされて、それぞれ動き出すと、画面を見るようになった。

そうすると、する側と見る側=演者と観客という2つの視点を持つ状態になり、それは、今までにない感覚だなぁと気づいたのだけど、これはオンラインならではなんだろうなぁ…

会場に一緒に居て、カメラも何もなくワークを見る場合では、手が大きく拡大されて見えるなんてことはないから、カメラの視点を加えると言うだけでも、見えるものは全然違ってくるのだなぁ…

当たり前といえば当たり前のことではあるけれど、実際にカメラを使って、等身大に近いぐらいの自分の映像を同時中継で見る、ということで体感し、自分の中でバーチャルがリアルになりました。


ーーさて、ここからが本題。

黒子さんから、ふと、「なおちゃん、食べ物は何が好き?」という質問が出ました。「ご飯?パン?」

なおちゃん、「ごはん」とのお答え。

(前になおちゃんがご飯が好きと言っていたので、ここまでは予想済み)

その2、3秒後、さらに、「ドリア!」という弾んだ声が。

ニコニコ笑顔のなおちゃんのその声に、それぞれの好きな食べ物を言い出したり、何だか、みんなでファミレスに来ているかのような雰囲気に。

「じゃあ、やっちゃんは?」ときくと、

「ちゃんぽん。ちゃんぽんは汁のあるのと無いのがあって、どちらも好きだけど、汁なしちゃんぽんの方がもっと好き」

その発言で、汁なしちゃんぽんとはどういうものか、どんなのがあるか、どんな店で出しているのか、などなど、みんながてんでにガヤガヤとしゃべり出したその時ーー

「うなぎ食べたい!」

ーーまさに、鶴の一声でした。

さっきの「ドリア!」の5倍ぐらい弾んで輝いている声と笑顔のなおちゃんがーー!

「うなぎ食べたい!!」

最近は、ワーク中もずっと付けているマスクのせいか、顔の中で唯一直に見える眉間にシワのよっていることも多かったなおちゃんでしたが、それこそ、ぱあぁーっと、マスクが鼻の先だけに小さく縮んでしまったような、マスクから大きくはみ出した、全開の笑顔を見せてくれつつの、強力な「うなぎ食べたい」宣言!

その強力さがどんなかというと、みんなの頭の中がホカホカのうなぎで一杯になり、話すことは、蒲焼の焦げた色とか、値段とか(なかなか食べられない!)ばかりで、その場は、もう、うなぎ一色に。

(他人の頭の中なんて見える訳無いですが、でもこの時は、みんなが頭に浮かべている、ほんわりを湯気のたつ焼き立てホカホカのうなぎの姿と、香ばしいタレの匂いが、ホールの空間いっぱいいっぱいに巨大な蜃気楼の如く、どーんと出現しているのが、それこそ、もうちょっと頑張って強く思ったら、実体化しそうなほど、くっきりはっきり感じられました)

もう、その後は誰も他のことは考えられなくなり、くねくねして捉えられない素晴らしく弾力のあるうなぎの動きをしてみたり、参加者全員による「うなぎラップ」?←というよりは「うなぎ盆踊り」?で大団円。

(この日、参加した人一人一人の「したいことリスト」に「うなぎ食べたい」がくろぐろとぶっ太い字で書き込まれたことでしょう)

盆踊りで盛り上がった後、最後は、コロナ禍が落ち着いたら、みんなで美味しいものを食べに行こうね、という話になり、

わっきーのいる津は、松坂牛の他、うなぎも美味しいということで、そちらにも、いつか、ワークショップも兼ねてみんなで行きたいねーという話をして、しみじみコロナの収束を祈りつつ、解散しました。


ーーまったく、食べ物は偉大なのである。

生き物が生きるのに絶対必要なものであり、身体にも心にも、絶大なる喜びをもたらすーー

人種性別年齢国籍思想etc.・・・一切関係なく、食べ物の話はできる。

ずうーんと落ち込んだ時、動く気もやる気も出ないどんより気分の時、とりあえず、なにか口にすれば(特に甘いもの!)、血糖値が上がってちょっと重荷が軽くなったりするーー(まぁ、食べすぎの危険はありますが、私の場合ですと、「”緊急事態”ということで、よし!」としております)

食べ物、食べることの偉大さ。今回、改めて、強く、強く実感致しました。(あ、もちろん、うなぎそのものの威力も大きいですが)


以上、報告でした。  m(_ _)m



文責:スズキ 

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