2023,8,19「わたしのためのカラダの時間」より

いろんな話をしていて、その流れから、

マーサグラハムの基本のメソッドの一つを黒子さんから教えてもらってやってみることになった。

手首から先、肘、腕、骨盤、背骨、鎖骨、肩、と動かしていく。ウーームかなりきつい。

その動き・形が感情を伴うところがマーサグラハムの特徴、ということを初めて知りました!「手でカップを作る」という独特な形、そういうオリジナルな型を作ってダンス作品を作っていったところが、やっぱりある時代を牽引して行った強くて独特な舞踊家だと実感。黒子さんがNYで出会ったマーサは、100才くらい!だったそうです。


日本でルドルフラバン系のダンスをやっていたりやっている人は、割と多い気がするし、私が通っていた公立高校での創作ダンス(体育の時間です)の先生のベースはラバンだったはず。感情とからだの動きが直接結びついてるのではなく、理論的で、運動で空間を構成していくイメージが強かった。そこに「感情表現」などを乗せていく、、、、ように指導されてたのか?だから、やたら意図的な「表現」ぽいことを求められるのは、よくわからないけど、まあ、恥ずかしいわけ。マーサグラハム流で学校でダンスを教えていた人はいたのかなあ? (その高校のT先生は、特に顔の表情豊かでマーサグラハムが好きだったんじゃないか?と今になって思う)「表現する」という言い方は、やっぱり心身二元論丸出しっぽくて、舞踏の何ものかに「なる」と違うんだろう。


十年なのか数十年なのか、それぞれの今にいたるダンスと生活の変容を振り返ったりするのも、いろんな発見の糸口があるのかも。    

                                          (ご)

                                                                                                                                                  


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