「なんちゃって即興演劇」
2022,9,17「わたしのためのカラダの時間」
即興演劇、、、みたいなことを、ふだんダンスやってるメンバーがトライしてみた。
はじめに、「即興演劇って何だろうね?」という話から始まった。
そして、まずは玲ちゃん+黒ちゃんペアがやってみた。
次は、玉ちゃん+スズキペアがやってみた。
最後は4人で。
感想を聞いてみました。
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踊るときは、いつも、勝手に体の動くまま、90%ぐらいは衝動で動いているが、このときは、予め自分の動きを、「相手に対しての言葉とか振る舞いである」と設定してから動いたと思う。踊るときよりはずっと、一緒にいる相手の輪郭を明確に、強く意識していた。(ス)
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今回は場面設定や打ち合わせもない即興演劇の実験という事もあり、何も考えず、真っ白な状態からスタートしてみました。
夢なのか現実なのかそれすらも分からないまま、今回ペアを組んだスズキの動きや声、気配に反応し、感じたままに動きました。
スズキがスズキとは違う生き物で、敵なのか仲間なのか、人じゃないかもしれない。
何が起きるかわからない瞬間を生きているような不思議な感覚でした。
でも触れ合ううちに最後は愛しい存在となり、ぎゅっと抱きしめてしまいました。
ダンスとは異なる世界なのですが、やはりダンスと似てる部分もあり、面白い時間でした。
そして、スズキの中のストーリーと私の中のストーリーが一致してなくても、成り立ってしまう即興演劇ならでは醍醐味かなと。 (た)
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れいちゃんと話をしていると、次第に、コトバがあちこちに動き出し、そしてカラダが動き出し、れいちゃんの話を聞いてるのか、ダンスを見ているのか、分からなくなる事がよくある。コトバとカラダの動きの間には、衝動のようなエネルギーが生まれ圧巻なのである。(この事を言うとれいちゃんはしばらく静かになる。あまり言われたくないのよね。ごめんね。)
前置きはこれくらいにして。
初めてのなんちゃって即興演劇。私がやった感じは、少し居心地が悪いような、何と言うか、どこかでちゃんとしてなきゃいけないような、ちゃんと人でいなきゃいけないような、そこを超えてしまいそうなそんな狭間で揺れ動いてました。目の前にいるれいちゃんはある種何らかの人になっていて、ドキドキしてしまいました。
と書いてて、これってもしかして私の日常でのザワザワする感覚と同じなんじゃないかと。
心の中に居る私が感じている世界との関わりの、ある一部分が現れたのかもしれません。
たまちゃんとスズキ。
スズキがすごくちっこい愛おしい存在に見えて来ました。それはスズキの在り方とたまちゃんの豊かな在り方があったからそう見えたのだと思います。
関係性によって、現れる人は変化するのだなぁと思いました。
人間はそれぞれがイビツで、人との関わりでそのイビツさを持って生きていると。
即興演劇は、それを自覚して向き合う事になるんかなぁ、と、ぼんやり思ったり。
少し怖いけど、色々掘り下げてみたいです。
くろ🐈⬛
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「ダンスのような演劇のような」
なんていうのはよく聞く事ですが、
ちょっとダンスの仲間でやってみた。
二人組でやってみた。
いつもは相手の動きや気配に呼応して、こちらのカラダや呼吸が反応するのに、
こりゃなんじゃ❗
相手の動きに意味が付いてる。
カラダに入っている人格が見える。
即興で二人が紡ぎだす場面にビックリ。
馴染んだ彼女のカラダなのに、初めての感覚、
なんか恥ずかし
ちょっと新鮮。
よく分からないけど面白かった😁
(玲)
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はじめのペアは、後のペアに比べて、割としゃべっていた。
声やコトバがあると、急にすごく生(なま)のリアルなその人が現れて来る、と感じた。
踊る時は、あまりしゃべらないので、演劇と同じような動きをしたとしても、日常のその人そのものから離れて、別の存在になりやすいのかな?とか、想像してみる。
うむ、見てるだけでは、よくわからないけど、、、、。(ご)
来月に続く。
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